猫のできものでピンク色や黒い色は病気の可能性があるって本当?

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猫にできものは、ほとんどが良性のいぼであることが多いですが皮膚癌の一種である、基底細胞腫という病気ということもあるので注意が必要です。

良性のいぼは、皮膚と同じピンク色であったり、いぼとまわりの皮膚との境界線がはっきりしているなどといった見分けるポイントがあります。

ただし、これら場合も絶対に良性であるとは限りません。また、色が黒いできものや皮膚とできものの境目がはっきりしていないいぼは悪性である可能性が高いのでさらに注意してください。

猫の皮膚に異常が見られた時は、早めに獣医に診断してもらいましょう。

猫のできものでピンク色は病気の可能性がある?

ウインクする猫

猫の皮膚にできものができる事は、わりとよくある事です。大抵の場合は良性のいぼであることが多いですが、基底細胞腫や扁平上皮癌、肥満細胞腫などの病気ということもあるので注意が必要です。

では、ピンク色のできものの場合、病気の可能性はあるのでしょうか?結論から言うと、何色であっても病気ということはあります。できものの色を見ただけでは、悪性の腫瘍などが隠れているかどうかは、獣医にもなかなか判断がつきません。

きちんと細胞を検査しなければ、はっきりと良性のいぼであるとは言い切れないのです。そこでまず、腫瘍であるのか良性のいぼなのかを診てもらわなければいけません。腫瘍であった場合は、さらに詳しい病理検査という検査をすることになります。

病理検査とは、腫瘍の一部または全てを取って顕微鏡で腫瘍の種類を特定する検査のことです。針で腫瘍から細胞を取って診る細胞診という検査方法もあります。

たとえ、できものの皮膚表面の色がピンク色で他の皮膚と変わらない場合であっても、猫自身が痛がったりしていない場合であっても、悪性の腫瘍が隠れていることもあるので、猫の皮膚にできものを見つけた時はすぐに獣医に診察してもらいましょう。

猫のできもので黒い色は病気の可能性がある?

猫も人間と同じように皮膚病があります。ただ猫の場合は柔らかい毛で体が覆われているので、皮膚病が起きている場所を特定しにくくなんとなく猫の様子がおかしい、といったことで気が付くことが多いです。

猫の皮膚病は、アレルギー性皮膚炎や疥癬、皮膚糸状菌症やざ瘡などがあります。アレルギー性皮膚炎や疥癬の時は赤い発疹が出て大変かゆみが強く、四六時中痒がる様子が見られます。皮膚がガサガサとしたり毛が薄くなってしまうこともあります。

ざ瘡は、ニキビのようなもので黒いぶつぶつのようなものができます。黒いので何か病気になったかもしれないと感じますが、だいたいの場合は毛穴に角質や皮脂が詰まってしまうことが原因です。

できやすいのは下あごや下唇で黒いぶつぶつの他に、茶色や黄色に色が変わることもあります。軽度であれば専用のシャンプーで拭いたり、温めたタオルでぬぐってあげたりすると症状はなくなっていきます。

ですが、こういった症状がひどくなってしまう場合は内服薬を服用することもあるので、様子を見て診察を受けるようにします。

どちらかと言えば赤いぶつぶつの方がかゆみを伴い、病気の可能性があります。ですができものそのものが大きくなるようであればニキビでないことがあります。

猫のできものが出血したら癌かもしれない?

猫にできものがあるとき、良性と悪性のどちらだろうかと心配になります。では、どうやって見分ければいいのかというと、出血しているかどうかがポイントです。

良性のできものは、脂肪組織が増殖してできる脂肪腫がありますが、これは少しずつ膨らみ触ればしこりを感じることが出来るだけです。それが、出血をしているというのであれば、扁平上皮ガンとなっている可能性があります。

扁平上皮ガンというのはメラニン色素が癌になったもので、紫外線を多く浴びていたり、タバコや化学物質の影響が考えられます。この癌は肌だけでなく肺や口内などにできることもありますが、皮膚にできものが出来ることもあります。

このタイプの扁平上皮ガンは、症状が進行するとできものが潰れて膿や血が出てきます。そのまま放っておいても治ることはなく、他の部分に転移をする危険性があります。

早めにできものがある部分を外科手術で切除したり、抗がん剤や放射線治療を行わなければいけません。ただ、治療をしたとしても再発をしやすい癌です。

症状の進行具合や猫の年齢によっては、十分な治療ができないこともあり、その場合には余命2ヶ月から3ヶ月程度です。

たかができものと、塗り薬をつけてやれば治ると思っていると、思わぬ結果を招くかもしれません。できものが出血をしたときにはすぐに獣医師に診てもらいましょう。

放置してもいい猫のできものはある?

猫は毛で覆われているためできものができやすく、皮膚病になることもあります。猫のできものの判断は大変難しいのですが、中にはとりあえず様子を見ることができる、比較的軽いできものが存在します。

様子を見て良いものには、皮膚とできものがくっついていなく芯が無い感じで、触ると皮膚と一緒に動くことができるもの、皮膚と同じ色をしているもの、盛り上がっているものがあります。

皮膚との境界線がはっきりしているものも良性のことが多く、逆に不明瞭の場合は癌などの病気の可能性も高くなります。ですが、たとえ良性であっても油断はできず、猫は人間のように苦しいなどと話をすることはできません。

良性のできものであってもできる場所によっては、猫にとって苦しく大変なことがあります。鼻の中にできてしまうできものは、本来心配のないものなのですが、大きくなると息苦しくなります。

猫は口で呼吸はあまりしないので、苦しさから口で呼吸をしてしまうと喉の粘膜に炎症が起きやすくなり何かに感染してしまう危険性もあります。基本的に放置してもよいものはありません。

大きくなってきたか、形状は変わってきたのかなど頻繁にチェックすることが大切になってきます。

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